いまのエアガン(電動ガン・ガスガン問わず)には、可変ホップアップシステムがついているものがほとんどです。ホップアップシステムとはBB弾に回転を与えて浮力を発生させ、パワーアップさせずに飛距離を伸ばすことが出来ます。ホップの強さはBB弾の重さによって変わるので(※)最適ホップに調整する必要があります。
- 同じ重さでもブランドによる表面処理(ワックス)の違いにより、同じホップ調整でも弾道が変わることもあります。なので、BB弾を変えるごとに弾道を確認し、ホップを調整したほうがベターです。
いまのエアガン(電動ガン・ガスガン問わず)には、可変ホップアップシステムがついているものがほとんどです。ホップアップシステムとはBB弾に回転を与えて浮力を発生させ、パワーアップさせずに飛距離を伸ばすことが出来ます。ホップの強さはBB弾の重さによって変わるので(※)最適ホップに調整する必要があります。
ほとんどのライフルやマシンガンのホップ調整は、エジェクションポート(排莢口)を開いてチャンバーにアクセスして行います。
写真のM4( M4系・M4カスタム/バリエ系 )では、調整ダイヤルを右回し(締める方向)にまわすとホップが強くなります。
電動ガンにはバッテリー、ガスガンには134aガス・152aガス・CO2といったパワーソースを装着することでエアガンが撃てます。ここではバッテリー・ガスの入れ方を解説していきます。
保管時は不意の暴発などの事故防止のためにも、必ずパワーソースは外しておいて下さい。ガスガンならマガジンを外しておきます。電動ガン・ガスガンを問わず、発射をするとき以外はエアガン本体からマガジンを外しておくことも習慣づけましょう。
写真はBATON airsft M4CQBで、このモデルではRASを外してバッテリーを装着します。レシーバー側の抑えを後ろに引くとRASが外れます。
また、M4系の電動ガンではストック(もしくはストックパイプ)にバッテリーを挿入するモデルも多く、その場合はストックのアジャスターレバーを下に引きながらストックを外してバッテリーを挿入します。
AK系電動ガンはトップカバーを外して細長い「AKうなぎタイプ」と呼ばれるバッテリーを入れるものがほとんどです(AK47・AKMなどの固定ストックモデルで、ストック内にバッテリーを入れるものもあります)。
BATON airsoft 電動ガン用リポバッテリー電動ガン用リポバッテリー7.4v1100mAh [ 30C- 20C ] (AKうなぎ) [PSE]なら、細いのでガスブロックの穴にバッテリーを入れることが出来、APSのAK系などブローバックユニットがあるモデルにも対応します。
東京マルイのガスブローバックハンドガンなど、多くのモデルは代替フロンガス(HFC134a、HFC152a)を使います。国産のガスガンはガスを注入して満タンになると吹き返しがあるので分かりますが、海外から輸入されたガスガンでは、より強いガス(TOPガス)を使うことが前提で注入バルブがタイトに作られていて吹き返しがない場合もあります。写
真のようにマガジンを斜めにしながらガスを入れることで、ガスが満タンまでは入らず気化スペースが出来るので、寒い季節や連射するときにガスが冷えに強くなるのでお勧めです。
DRAGONFLY BSP CO2GBB【BK】 / 【G2】、MARUSHIN FN 5-7、VIPER TECH SOPMOD M4 BSP CO2GBB では、CO2 12g カートリッジ(5-7はCDXカートリッジという名称)を使います。
DRAGONFLY BSPでは写真のようにCO2カートリッジ細いほうを下向き(マガジン内がCO2で充填されます)、5-7とM4 BSPではCO2カートリッジ細いほうを上向きに挿入します。
エアガンのBB弾の装弾方法は、ノーマルマガジン(スプリングでBB弾を押し出す)、多弾数マガジン(ゼンマイを巻いてBB弾を上げる)、ガスガン・が鵜ブローバックのマガジンで異なります。
マガジン底部のダイヤルをまわしてゼンマイを巻きます。空回りするまで回せば完全に巻いたことになります。
多弾数マガジンの装弾数はマガジンの形により200~600発程度ですが、ゼンマイ1巻きですべてを発射することは出来ないので、弾が発射されなくなったら、再びゼンマイを巻きます。
ノーマルマガジン(略称で「ノマグ」とも呼ばれる)は、スプリングでBB弾を押し上げる方式で、装弾数は多弾数マガジンに比べ少ないですが、リアルカウント派やマガジンチェンジを楽しみたい方に人気です。
写真のローダー等を使って、マガジンリップのほうから押し込んでBB弾を入れます。
ガスガン(ガスブローバック)のマガジンは電動ガンのノーマルマガジン同様、マガジンリップのほうからアダプターを介して押し込みます。
機種によっては(写真はグロック用)スプリングを手で引いてスリットの下部から流し込むことも可能です。このほうがBB弾に負担がかからず傷つきにくいのでお勧めです。ただし、BB弾がきれいに互い違いに並ぶようにしておかないと、給弾不良を起こす場合もありますので注意が必要です。
エアガンは、電動ガン、ガスガン(ガスブローバック)を問わず、モデルガンと違って火薬を使わないので汚れは少なく、メンテナンスにはあまり気を使わなくて済みます。普段はバレル掃除ぐらいで大丈夫です。
ほとんどのエアガンにはクリーニングロッドが付属しています。ペーパーウェスや柔らかい布を切ってクリーニングロッドに取り付け、ホップを一番弱い状態にしてから(ロッドの詰まり防止)、若干のシリコンスプレーを吹いて銃口から掃除します。
ポイントはクリーニングロッドを往復で動かさず、回転しながら入れること(クリーニングロッドは細くて折れやすいので、押したり引いたりしないほうがいいです)。チェンバーがオイルで濡れていると弾道が乱れますので、シリコンスプレーは少しだけでよく、掃除後は数十発発射してオイルがきれてから、ホップ調整をして下さい。
エアガンの消耗品としてはホップアップパッキンがあり、ゴムが摩耗してくると弾道が乱れて当たらなくなってくるので交換が必要です。また、電動ガン・ガスガンともに可動部がありますから、定期的なグリスアップや消耗品の交換が必要です。
本格的なメンテナンスにはエアガンの完全分解が必要ですので、「あまり飛ばなくなってきた。弾道がおかしくなってきた。作動音がうるさくなってきた」等々、気になることが出てきましたら、エアガンチューニングショップである当店、Gusnsmith BATON までお気軽にメンテナンス・調整をご依頼いただければ幸いです。
店名 | Gunsmith BATON |
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電話番号 | 04-2936-7670 |
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